めまい・ふらつき・首こり・耳鳴りの治療は専門病院で診療|めまい相談|人間ドック・健診なら大阪【医療法人 入野医院】

  • よくある質問
  • サイトマップ
  • English Site
  • トップページ
  • 医院紹介
  • めまいについて
  • 人間ドック・健診
  • 各科専門医紹介
  • アクセス
  • めまいについて
  • 人間ドック・健診

キーワード検索

カテゴリー

月別アーカイブ

2013年6月までのQ&Aはコチラ

めまい相談/一番星クラブ

立ち上がると目まいの症状が出てきま すし腰も痛み出します。(No.1528)

はじめまして入野先生、よろしくお願いします。
まず、私の目まい(目まいと断定してよいかどうか、今の私にはわかりませんが、あえてここでは目まいと述べさせていただきます)の現在の症状は以下の通りです。

1)朝起床して立ち上がると同時に頭がクラクラして、   身体も前後左右にユラユラとしてきて、姿勢を保つ  のが困難で、足もフラフラとしてきます。 2)頭クラクラ、体ユラユラ。
足はフラフラですから、   当然真っ直ぐには歩けません。

3)朝夕の洗面、歯磨きは洗面台の前に椅子を置いて、   そこに腰をかけて済ませます。
4)家の中での歩行は伝い歩き、若しくは匍匐前進で   す。 5)このような状況ですので、散歩はおろか、家の周り  を例え杖をついても、一人歩きは不可能です。   
実際、私は一人で杖をついて歩いてみましたが、す  ぐに転んでしまいます。従って、散歩、外出は誰か  の介添えが無ければ怖いですし、不可能です。病院  への通院はタクシーを利用しておりますが、院内の  移行は杖をついて、必ず誰かに付き添ってもらって  います。

6)血液検査の結果は、血液関係の項目がいずれも基準  値以下で、とくにPLTは基準値の1/3以下です。明  らかに貧血状態であると思うのですが、担当医は肝  硬変患者の結果としてはそれほど珍しいことではな  いと、さして注意を払っておりません。この貧血は  目まいと関係はあるのでしょうか。

この私の目まいに関して、これまで脳神経外科、耳鼻科等で診察してもらいましたが、脳下では私の話をろくに聴きもせずに、酒と加齢が原因だ、の一言で片づけられてしまいました。検査も何もしてくれませんでした。

耳鼻科では聴力試験のみをして、異常なしと言い、同じような患者がこの頃多く来るが、原因不明のため、治療方法もない、従って薬の処方もできないとのことで、帰されました。

しかし、私も頭クラクラ、身体ユラユラで歩行不能という現実がある以上、何か原因らしきものがあるはずだと、Netでいろいろ調べました。その結果、浮動性(動揺性)目まいが、自分の症状にきわめてよく似ていることをみつけました。

しかし、このめまいには頭痛、吐き気、手足のしびれ等の症状が伴うとの但し書きがありましたので、私の目まいとは違っているのかなとも思っております。実際、私は、頭痛、吐き気、手足のしびれ、運動まひなどの症状は全くありません。 こうなると、もう素人の手には負えません。

専門医の先生方のご指示を仰ぐしか方法はありません。 現在、私は目まいの他にも、いろいろな病を抱えております。

1)肝硬変   アルコール性肝炎から、アルコール性脂肪肝へ、   そしてNASHを経て肝硬変になりました。今では大学  病院の消化器内科で治療を受けておりますが、肝硬  変は不治の病で、いろいろな薬を処方されておりま  すが、いずれも現状維持を目指したものばかりで   す。

しかし、今では食道静脈瘤、腹水が少し溜まっており、初期の肝不全、下肢のむくみ等の合併症を発症しており、食道静脈瘤に関しては、3度ばかり  瘤が大きくなってきたので、破裂を防ぐための硬化療法による手術を受けております。Gradeは目下のところChild Bです。余命も宣告されており、20  20年の東京オリンピックあたりが一つの目途になるといわれております。

2)腰痛   昨年5月の連休中に、頭がクラクラしているのに、ラジオ体操をしていた時に、クラっとして、大音響を立てて仰向けにひっくりかえって、腰と臀部を強  打しました。

そしてものすごい激痛が走り、声も出ませんでした。しばらくして、音に驚いて、家内と息子が起きだしてきて、布団に寝かせてくれました  が激痛は治まらず、また連休中のため近所の整形外科のクリニックも休みで、連休明けにやっと整形外  科のクリニックで診てもらいましたが、診断は打撲  による筋肉痛とのことで、半年も経てば治るでしょうということでした。しかし半年過ぎても痛みは引  かず、以後鍼灸、整体、マッサージ等々色々な治療院を巡り歩きましたが、いずれも私の腰痛を治してはくれませんでした。

仕方がなく、自己流の腰痛体  操を本を参考にして編み出し、それを試みているところです。

今は、それがよかったのかどうか分かりませんが、ほんの少しだけ痛も引いてきました。しばらくは、この自己流の体操を続けてみようと思っております。

3)不安神経症、不眠症   20年ほど前に、心因性反応性低血糖でけいれん発作を起こし、救急車で病院へ緊急搬送され、一命を  取り止めました。以来、上記病気を発症し、精神科の病院で今も薬を処方してもらい、それを服用しております。病状は安定しており、薬さへ忘れずに服用しておれば今のところ何の問題もありません。

以上長いメールになりましたが、よろしくご検討の上、 適切なご返答を賜れば幸甚です。

P.S 腰痛も目まいも、椅子なりソファーなどに座っておれば、痛みもなく、目まいのほうも起こらず、新  聞を読んだり、TVを見ても全く問題はありません。   しかし、一旦立ち上がると目まいの症状が出てきま すし腰も痛み出します。

(M.J様 男性 73歳 大阪府)

A.ご相談ありがとうございます。院長 入野宏昭

まず貧血?に関してですが、正式には血小板減少です。これは肝硬変が影響して血小板が減少していると考えられます。

血小板は肝臓で作られますから肝機能が低下していると当然起こってきます。また血中アルブミンも低下してきてむくみの原因になります。

恐らく頭部MRIをとると肝硬変の影響が画像上も確認できると思われます。

現在もしまだアルコールを摂取されているならば睡眠障害の第一の原因になるため中止することが望まれます。もちろん睡眠障害がめまい感につながりますので、良質の睡眠をとることが症状の緩和に向けたきっかけになることが予測されます。

次に腰痛に関してはぎっくり腰だったのでしょうか?

腰椎の圧迫骨折はなかったのでしょうか?

体幹、体軸の変形、異常はふらつきのもとになります。結論的に非常に厳しい状況と言わざるえません。

基礎疾患が難治でもあり完治はもとより、症状の緩和には以上のことをご確認のうえ主治医とよく相談してください。申し訳ございませんがその程度しかお伝えできません。
お大事になさってください。

めまいの症状・原因・治療なら 医療法人 入野医院にご相談ください

このページの先頭に戻る
Copyright © Irino clinic.inc. All Rights Reserved.