耳より自律神経の治療が優先なのでしょうか?(No.927)
2014.01.31
10年ほど前に起床時に回転性のめまいがあり内科を受診。軽いメニエルと言われトラベルミンをもらいました。
その7年後に同じ症状がおこり、内科・脳外科・耳鼻科でいろんな検査を受けましたが特に異常もなく、耳鼻科でもらったメリスロンの服用で良くなりました。
でも、数カ月はフワフワ感と首のざわざわ感が残り、婦人科を受診し更年期障害と言われました。いったん良くなったのですが、半年前にまた、同じ症状がおこり耳鼻科を受診しました。
メニエルではなく、良性めまいと診断されメリスロンをいただきました。婦人科では、苓桂朮甘湯も頂きました。
でも、めまいの不安感が強く、このままではよくないと思い体質改善を目的に漢方薬局に相談をしました。
結果、水毒と言う事で自律神経に働きかける加味逍遥散を勧められました。
良かったり悪かったりで、時々、肩こりと首のざわざわ感がありとても不安になります。良性めまいは怖い病気ではないと聞きますが、仕事をしているのでなるべく早く完治出来ればと焦ってしまいます。
友達は「リンパの流れが悪いのだから、五苓散を飲むといいよ」と言ってくれます。
このようにいろいろ考えすぎて体調を崩しているのかもわかりません。
そう思うと、やはり耳より自律神経の治療が優先なのでしょうか? よろしくお願いします。
(M.K様 53歳 女性 佐賀県)
めまいと自律神経とは相関性があると考えています。
つまりめまいが起きているときは自律神経の異常を来たすし、自律神経の異常が来ているときにはめまいを起こしやすいということです。
それに睡眠障害が加わるとなおさら関連性は強くなると思います。
よって平行して治療することが望ましいと考えますが、完治するという考え方は難しいかと思います。
一度治っても再発することは多々あり、再発時のショックが大きいため、できるだけ症状が出ないように暮らしていくことが良いのではないでしょうか。
メニエールではない様な印象を私も受けます。
お大事になさってください。