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めまいを易しく理解して頂くためのエッセイ 「新めまい学」紀伊民報

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「めまいは何処の病気か?」

B「めまいは何処の病気か?」

めまいの原因はいまだ不明です。現在言われていることが、何処まで正しいのか判りません。  十九世紀中頃、フランスの耳鼻科医メニエールが、めまいを起こして死亡した少女の解剖で、内耳に出血(?)があったと発表して以来、メニエール病が有名になり、今やめまいの代名詞になっているぐらいです。やがて、めまいを耳の病気として考えられる風潮になりました。  

それ以前は、めまいは脳の病気と考えられていました。ところが、このメニエールの報告以後、めまいの原因は次第に、あるいはいつの間にか耳鼻科領域の病気と考えられがちになりました。 しかし、めまいやふらつきは、基本的には平衡機能障害を意味するものです。神経生理学的に、平衡機能には・脳、・耳、・目、・くびを含んだ体性感覚の四つの部位が、総合的あるいは相互的に関係したものです。

それがいつのまにか一か所の病気と考えられているのは、理論的におかしなことです。  一部分を悪者にすれば納得するという人間の心理的習性でしょうか? その意味で、何でもメニエールということで、耳だけがめまいの原因であるならば、年寄り皆が、めまいをしていてもおかしくありません。

同じように脳が原因であれば、脳卒中患者の多くにめまいがあってもおかしくありません。  これからの時代、「めまいは何処の病気でしょうか」という基本的な疑問の下で、患者さん自身が、医師と相談することが大切です。  めまいは、いくつかの条件が揃った形で、初めて生じてくる病気と思います。

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