カナマイシン使用後浮遊性めまいと耳鳴りが始まりました。(No.1652)
2015.02.05
昨年7月に入院し、カナマイシンを毎日、点滴注射しました。2週間後に退院し、その後、週3回、カナマイシンの筋肉注射をしておりました。
入院から1カ月後に、浮遊性めまいと耳鳴りが始まりました。すぐに耳鼻科・内科に行ったのですが、カナマイシン注射をやめる指示はなく、3週間(9回)注射してしまいました。
最初は、歩くとき、ふわふわ感がある程度でしたが、段々と、座っていても、常にふわふわ、くらくらで、物が揺れて見えるようになりました。 現在は、1日中、ふわふわ、くらくら、耳鳴りで、とても、苦痛です。症状に波はあります。
耳鼻科の検査では、「両側反応低下」ということでした。
原因は何なのか知りたいし、「リンパ漏」も心配です。症状が少しでも、軽くなる方法が知りたいと思い、相談させて頂きました。
(Y.U様 男性 60歳 千葉県)
正直なところお話内容からだけでは、背景が読み取れませんでした。
もし原疾患が結核などカナマイシンが必要な患者さんの場合には、主治医の判断でそれを継続する事となるでしょうし、その使用後にめまい感、耳鳴りが出ている事を説明しても投与の継続が行われていることよりどうしてもカナマイシンが必要と判断されているのでしょう。
ストレプトマイシン、カナマイシンの副作用で難聴、耳鳴り、めまいなどになった方は診たことがありますが、使用した事が無いため医師の判断を再度ご確認してくださればと思います。
副作用と全く考えなくてよいかどうか、今一度ご確認をしてください。
お大事になさってください。