19歳の春に再度カテーテルアブレーション治療を受けた経緯があります。(No.2997)
2019.08.19
わたしは、高校入学の時に学校の検診で不整脈の指摘を受けました。
年に1.2回ホルター心電図などし経過観察を続け、部活をしていましたが、自宅で失神を起こした事もあり18歳の夏に要治療と言われ、心室期外収縮、房室ブロックに対して、カテーテルアブレーション治療を受けました。
が、改善は見られず、19歳の春に再度カテーテルアブレーション治療を受けた経緯があります。
また、目眩に対し耳鼻科を受診した際にメニエールかもしれないということで、イソバイドシロップを一時期内服していました。 そういう事もあり、もともと、立ちくらみなどは自覚していましたが吐き気を催したり、それ以上の症状を感じることはなく日常生活に支障なく過ごしていました。
7月の下旬頃に、自宅でトイレに行こうと立ち上がった際に、目の前が真っ暗になるような目眩を自覚し、その場にしゃがみ込みました。その時に、両上下肢が不随運動?
痙攣のようにバタバタと動きました。
自身の体にそのような動きがあった事を自覚しているので、その際の意識消失はなかったと思います。
その日以降、手の痺れや冷感、これまでの目眩とは異なる頭の中がふわふわするような感じを多々自覚することがあります。
他院での頭部MRI検査で、左側頭葉皮質下に虚血性の病変はあるが脳梗塞ではないと言われました。また、手の痺れに対しては、レイノー症候群かもしれないと言われましたが、ネット上で記されている、レイノー症状とは異なるため違うと思っています。 この目眩(ふわふわ感)、手の痺れ・冷感の原因が知りたく相談させていただきました。
(F様 女性 27歳 大阪府)
お話内容より、椎骨脳底動脈の血流低下が生じていたのかもしれません。頭のMRIだけでは判断できず、MRAつまり血管の情報が必要です。また、頭のMRIは撮影したことがあっても頸椎のMRIやMRAは撮影されていない方も多くおられます。もし原因検索を希望されるのでしたらば是非検討してください。
その他、自律神経性めまいの可能性もあります。起立時に血圧が低下したことによる症状です。
眼前暗黒感といって目の前が真っ黒になり、それを我慢して起立していると失神を起こします。血流を回復させるために交感神経が活性化され、動悸や顔面紅潮感を起こしますが、直後の症状としては手足の異常なばたつきは考えられます。
昔、柔道の絞め技のまねごとと言って、頸部の圧迫をしている場目を見たことがありますが、まさにそのような状態で、頭が虚血になった際に起こるサインと考えられます。
現時点では、しっかりと水分補給をしていただき、血流保持を務める事と、睡眠不足は極力避けるようにしてください。
お大事になさってください。