下を向くと揺れるようなめまいがありました。(No.3175)
2020.06.22
初めまして。
昨年の5月に突然ぐるぐる回転するような目眩におそわれ起き上がることもできなくて、、何が起きているのかわからず怖くなり救急車を読んで5日ほど入院して検査をしましたが脳の異常はなく、前庭神経炎と診断されました。
退院後にしたMRI検査にも異常なしで、普通にせいかつしてていいですち言われた矢先にまたぐるぐるの回転性目眩がおこり、また数日入院したのですが、その時に多分前回も今回も耳石による目眩だと思うといわれました。
その後また2か月の間に2回同じような目眩があり、目眩の専門医のいる他の病院にセカンドオピニオンを聞きに行きました。そこでもいろいろな検査をしていただきましたが、結果としては半分は耳石の目眩、もう半分は心の目眩との診断でした。
その後、心療内科にかかり現在の薬を服用しています。その後10月と11月にも目眩がありましたが、起き上がれるようになるまでに丸2日かかります。仕事にもかなり迷惑をかけていました。
それから、多少のふらつきはありましたが、目眩がおこることなく過ごしてきたのですが、また5月にかるい目眩があり、1週間後にも目眩がありました。 回転性の目眩ではなく横にぶれていくような目眩です。
心の不安がかなりあったので、心療内科での薬をのんでますが、このままで治るのでしょうか。
今日も数日前からふらつきがあり夕方、下を向くと揺れるようなめまいがありました。
目眩体操も毎日しています。 いつまで、続くのかとても不安になります。 よろしくお願いいたします。
(Y様 57歳 女性 大阪府)
お話内容よりは良性発作性頭位めまい(BPPV)が疑われます。耳石が剥がれ落ちて三半規管に落ちるので、落ちないような工夫をしておくこと大切です。
つまり、飲水、カルシウムの積極的な摂取、良質の睡眠などです。頸や肩の緊張も良くないと考えます。
また体を少し起こして寝るようにすれば繰り返すめまいがなくなったということもあります。基本的には繰り返すめまいに対してはその予防と起きたときに対処を理解しておくことが肝心です。二度とおこらないようにする治療はありません。
頭痛、下痢と同じようにとらえるのが気も楽になるポイントと思います。
お大事になさってください。