軽いめまいを起こすことがあるが、その際は治まるまでじっとし、対処している。 (No.3436)
2016年頃:目まいが起きることが増え、内科や診療内科を受診。
症状:ひどい時は立っていられないほどフラフラする状況 医師の診断内容:
・交感神経が過敏な状態になっており、自律神経のバランスが悪い。
・過度なストレスによる軽度のパニック障害の可能性 ・鬱のような症状、発言は無し 医師からの提案
・交感神経と副交感神経のバランスを取るために、Lexaproを毎日半錠取り、経過観察(月1の通院)
■その後の経過
・Lexaproの服用を怠ってしまうこともしばしば。
・当時業務が超多忙だったこともあり、業務中に目まいが起きた場合の対処療法としてXanaxを処方してもらうことで、めまいを抑えていた。
・2018年頃までは断続的にめまいが発症。
・症状が出ないときは半年くらい起きないこともあり、週2-3回発生するときもあった。
・こういった状況で’3年ほどが経過していた。
■転機:2019年~2020年初頭
・ぎっくり腰とストレートネックを患い、めまいが悪化。
・めまいの発生頻度が上がり、ひどい時は動けなくなるほど。(オフィスから動けなくなり、同僚の肩を借り、タクシースタンドまで連れていってもらったことも)
・これまでXanaxを服用すれば、ほぼ確実に治まっためまいが治まらなくなった。
・脳の疾患を疑い、MRI検査を実施するも、結果は異常無しであった。
■2020年~
・オフィスへ出社することも非常に苦しい状況になりつつあったが、新型コロナウイルス対策で在宅勤務が多くなり、不安は解消。
・このタイミングで耳鼻科や神経内科などを受診。いわゆる病院を行脚する形であらゆる治療を施すも原因は確定できず。
・首こりがひどいということで神経内科で首こり治療を受け、その結果めまいがだいぶ緩和された。
■現在
・2020/3月以降神経内科、リハビリテーションを月1程度継続することで、めまいはコントロールできるレベルになっている。
・日常生活にはほぼ支障はないが、以下のような場合に目まいが発生する。
①首回りが冷えたとき→USB電源で発熱するポータブルカイロを持参し、業務中めまいが起きた場合はそれを使用し、首を温めると緩和される。
②業務後:長時間業務後夕方に発生することが多い。特に月曜日に頻発する印象。
③緊張するシチュエーションが予想される場合、発生することがある。
■まとめ ・2016年頃よりめまいが発生するようになった。
・2018年頃までは薬を服用し、だましながら抑えていたが、2019年頃からはそれも効かなくなり、大変だった。
・2020年コロナウイルス対策のおかげで在宅勤務となり、めまいが起きても大丈夫という自信がついた。また、理学療法などの対策でめまいが納まりつつある。2020/3月以降Xanaxを服用することは中止。
・今現在も週1程度で軽いめまいを起こすことがあるが、その際は治まるまでじっとし、対処している。
尚、2015年からはシンガポールに駐在し、業務を行っております。 2022/7月頃に日本への一時帰国を考えており、その際、そちらに伺い治療をしたいと考えております。
長くとも2-3週間しか滞在できないため、完全な治療はできないと思いますが、シンガポールの病院ではめまい専門家も少ないようで、これ以上の改善は難しいと考えております。 よろしくお願いいたします。
(I様 兵庫県 男性 39歳)
めまいと自律神経は相関性があると考えられており、自律神経の異常を来す引き金を引くことで、めまいを誘発していることは十分に考えられます。
その引き金として代表的なものは季節の変わり目、温度差、気圧などの環境因子や、ストレス、疲労、首肩の緊張、内面的な緊張もその一つかと思います。
またVDT作業に伴う、腰や頸への負担は結果的に頭痛やめまいを引き起こすため、対策が必要です。
お話に内容よりほぼご自身で解決できている印象を持ちましたので、あえてそれ以上のことは指導できるかどうか、微妙ではありますが、またお越しの際には事前にお知らせくだされば助かります。よろしくお願いいたします。
お大事になさってください。