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めまい相談/一番星クラブ

突発性難聴の予後について教えてください。 (No.768)

2013.09.06

突発性難聴の予後について教えてください。
14年前(34歳のとき)に突発性難聴になりました。当時全く平衡感覚と右の聴力を失い寝たきりになりました。
(インフルエンザの高熱と同時に発症、激しい回転性のめまいと右耳が全く聞こえなくなり、平衡感覚もなくなって入院治療しました。

造影剤でかすかに聴力が出て以来、雑音の増幅と耳鳴り(ボイラー室にいるような騒音)が続いています) 私の感じでは、発作で死んでしまった右の耳の変わりに、残った左耳がだんだんと平衡感覚や聞く力を補ってくれるようになり、1年くらいかけて普通の生活、仕事もできるようになりました。

しかし難聴や激しい耳鳴りの症状は改善せず苦しい時期もありました。その後、苦にしないよう心がけて前向きに過ごして来たおかげで、結婚し出産子育てと人並みの人生を歩むことができました。最初入院と通院治療をしたあとは、聞こえの検査をした程度で病院にも行かず13年経ちます。

でも、最近更年期にさしかかる年齢になって、疲れやすく、くらくらするようなめまいやふらつき、運転中やテレビ画面で感覚混乱(一番星クラブ2012年12月18日めまい相談バックナンバーのような)などが日常に起きるようになってきました。更年期用の漢方薬を飲んだら少し効く気がするときもありますが、前向きな心がけだけでは日常過ごすのがつらいことが多くなり、相談させていただきます。

突発性難聴は再発しないそうですが、私は悪くなっていっている気がします。
突発性難聴はこのまま放っていけばよいのですか。
発症したとき医大のお医者さまから「君のは交通事故で手や足が無くなったのと同じだからあきらめなさい」と言われました。それを「治ろうとせずつきあっていきなさい」という意味に受け取りました(そう思えるまで時間がかかりましたが、あきらめるという言葉はあきらかにするという前向きな意味があると知り気持ちを切り替えました)。

それからは「1個の耳でがんばってるから疲れやすいんだ、持病だから仕方ない。無理しないで休み休みいこう、耳鳴りやめまいは気にしない、できることをやっていこう」と自分に言い聞かせています。

この調子でが明るく生きていけばよいですか。
ほかに選択肢、アドバイスがあれば教えてください。
もしよければ先生のところへ首の体操を伺いにいきたいです。

(F.K様 女性 48歳 香川県)

A.ご相談ありがとうございます。院長 入野宏昭

私自身、循環器内科出身なので、耳鼻科咽喉科の先生とは意見が食い違うかもしれませんが、もし見当違いの返答でしたら申し訳ございません。

私の経験より、突発性難聴はそのまま放っておくしかないと考えております。むしろ聞こえている方の耳を大切にしていくことが良いのではないでしょうか。

もし時代の進行が早くIPS細胞などの最先端治療が失われた聴力、神経の改善にも適応されることがあれば期待できるかもしれませんが、現状としては難しいでしょう。

上手く付き合っていく、前向きに生活を送る事はすばらしい発想だと思います。
更年期にさしかかっているとのこと。

自覚症状が強いようならば低容量のホルモン療法も効果的で有ることはご存じの通りです。その際には慎重に悪性疾患(癌)が発生しないか検査を受けながら行えば、以外に問題無いことが多く、楽になるかもしれません。

一般的に更年期をやり過ごすとふらつき症状が軽減する方が多いのも知られていますので、ずっと症状がひどくなっていくわけではないと思ってください。
お大事になさってください。

参考ページ

めまいの症状・原因・治療なら 医療法人 入野医院にご相談ください

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