めまいとは一生付き合わなければいけないのでしょうか。(No.808)
2013.09.29
めまいが発症してからもう六年になります。
初めは視界が歪み、急に視力が悪くなったのかと眼科や内科に行きましたが問題ないと言われ、耳鼻科で眼振が見られめまいだとわかりました。リオレサール、グランダキシン、ソロン、セファドール、メリスロンを処方されましたが全く効果がなく、しばらく耳鼻科も通いましたが眼振は見られなくなり試しにとメニエール病のゼリー状の薬も出されましたが効きませんでした。
毎日点滴をしたり大量の薬を飲んでもめまいが酷くなるばかりで、仕事中に吐いてしまうことも多々ありました。それ以外にも微熱や動悸、頭痛、不眠が酷く他の病院へも行きましたがどこへ行っても自律神経失調症とだけ言われます。
階段も手すりがないと降りるのが怖く、脚立にも上れなかったり仕事も立ち仕事でハードだった為、泣く泣く事務職へ転職しました。
生活リズムが一定で一日中座っているのでめまいが起きることは以前に比べ格段と減りましたが、季節の変わり目やストレスを感じた時などは未だめまいが酷く耳がつまったような感じになったり吐き気を伴います。
薬を飲んでも意味がないので今は耳鼻科に行くのをやめ二年前から鍼に通っています。
薬を飲んでた頃よりも効果が感じられますが、一度めまいが起こると長引きます。
めまいが発症してから逆流性食道炎にも何度かなりました。このめまいとは一生付き合わなければいけないのでしょうか。
(T.K様 女性 28歳 北海道 )
お話内容よりメニエール病の疑いや自律神経性のめまいを疑いますが、仮にメニエール病だと仮定すると、内耳のリンパ水腫が原因となりますので、イソバイドは必要となります。
どうしても服用が困難な場合には漢方を処方することもあります。
その状況でめまいを再発するようならば外科的な治療もありえます。特効薬はないかと思いますので、できるだけ症状を再発しないような治療を心がけてみればいかがでしょうか。
つまり鍼灸も継続されることは良いと思いますものの、耳鼻咽喉科にも通院されることをお勧めします。
そこで日常的な予防方法を確認してくださればと思います。(ガイドラインにも記載されています)お大事になさってください。