当医院では、「めまい」に関するお悩みを、メール上にて院長が直接お答えいたします。
めまいを治す最大のポイントは、あなたからの情報です。
めまいはいろいろな原因によって起こります。
その原因となるものが、 患者さんご自身の日常生活動作や環境によることが多いと考えられます。
その情報を解析することにより、あなたの現在悩んでおられるめまいや将来の再発予防の為のめまい相談コーナーです。
何でも気軽にご相談ください。
多くのご質問をお寄せいただき、ありがとうございます。
皆さんからいただいたご質問の中から公開に同意していただいた相談内容のみを、
個人情報を編集して掲載させていただいてます。
同じ悩みをお持ちの方もおられると思います。ぜひ参考にしてみてください。
こんにちは、私はトラックドライバー歴4年ですが、二ヶ月ほど前から高速道路を走行中にフワフワと身体が浮くような感覚になることが多くなり、高速道路ではスピードを控え目にしておりました。
そんな折、9/5栗東方面に早朝、配達途中に京滋バイパスの宇治トンネルで激しい動悸と軽い貧血状態(手がしびれる)になり、トンネル内の非常駐車帯で休憩しなければならなくなりました。20分ぐらいでかろうじて回復し、ゆっくりと現地に向かいました。
以前は平気で何度も走っていたトンネルでしたが、身体のフワフワ感が出始めてから、トンネル途中で軽い動悸がした次の回でした。このトンネルは眠気防止のためか非常に路面が波打っていて身体が異常にフワフワするのが特徴です。少し前からこのトンネル嫌だなぁと思っていた矢先のことでした。栗東からの帰りはフワフワ感と不安から動悸、軽い目のくらみが続くので別ルートで帰りました。翌日から一般道でもフワフワ感に動悸、めまいが加わり、初めて自分の運転で軽い車酔いを経験しました。
午前中が症状が出やすく、それでも高速道路はゆっくりと走り、その週と次の週は症状はマシで大丈夫でしたが、休み明けの翌日、9/18高速に乗る不安感が突然出始め、高速に乗って2キロほどで目が軽くクラクラし身体はフワフワ感に襲われ、動悸、軽い貧血(手がしびれる感じ)が出て、すぐに高速を降りました。
内科で血液検査をしましたが貧血などの症状も無く、とりあえずめまいの薬を2日ほど飲んでいますが、まだ効果は出ていません。その後、貧血は出ていませんし高速道路も少しづつ克服しつつありますが、目の違和感が取れず、たまに日常生活でも運転中でもクラッと来ます。
また、いつそのような症状が出るか不安で、脳、耳、目、心療内科(トンネル恐怖症、高速恐怖症になってるかも)など、すべて調べる必要があるのでしょうか?
(O.J様 男性 大阪府 42歳)
ご質問ありがとうございます。
全て調べる必要は無いと思います。恐らく、運転による疲労(眼精疲労を含む)と肩や頚の緊張が引き金になっているのではないかと考えます。
62歳の母のめまいについてご相談させていただきます。 既往歴は、 約10年前に交通事故によるむちうち症。
その後、時々疲れた時など肩甲骨のあたりが腫れることも。 5か月前、つまずいた際に顎を強打する怪我。 腰痛持ち。 こちらの内科・脳神経内科・耳鼻科で、血液検査やCT、耳の検査、血圧の検査、心電図の検査を受けましたが特に異常はないとのことでした。
昔から血圧は低い方で立ちくらみはしばしばありましたが、ここまでひどいめまいは初めてのことです。 頚が重たい、めまいが起こるときに頚の後ろがふわっとする感覚があると、どの科の先生にも話しましたが、頚は関係ないと言われました。 ですが、マッサージをすると楽になるようなので、現在カイロプラクティックに週1〜2回のペースで通っています。
カイロでは、腰、頚の骨が悪いと言われました。 めまいが起こるときの状況、動作としましては、車の運転時、日射しが強い外にでた時、早く動く景色を見た時、頭を上下に動かした時、食後(なる時とならない時とマチマチ)、入浴後ドライヤーをあてた時、頭や耳のマッサージ中などが多いようです。
カイロプラクティック施術後はめまいが軽減するので、頚が1つの原因になっていると思いますが、こちらでは専門医が見つからず、
貴院での受診ができればと思っております。 どうぞ宜しくお願い致します。
(M.K様 女性 山口県 62歳)
ご質問ありがとうございます。
カイロプラクティックでの施術後、めまいが軽減するとのことや、後頸部の緊張などよりも頚性めまいが強く疑われます。交通外傷によるむち打ち、あごの強打、腰痛などからも体軸の問題や、骨格の問題も疑われます。
年齢的に眼瞼下垂(まぶたが下がってくる状態)のため、眉毛をあげたり、あごを前に突き出して物をみるような癖、習慣があっても後頸部に緊張、凝りを生じさせ、さらに肩こりや頚こりを起こす日常的な動作、趣味(新聞・テレビ・洋裁など)も引き金になっているのではないでしょうか?
ちょっとした工夫で症状の軽減が期待できることと、日常的な運動療法もお伝えしたく思いますので、
可能ならばお越しくださればと思いますが、遠方ですから十分にご検討ください。お大事になさってください。
(院長 入野宏昭)