当医院では、「めまい」に関するお悩みを、メール上にて院長が直接お答えいたします。
めまいを治す最大のポイントは、あなたからの情報です。
めまいはいろいろな原因によって起こります。
その原因となるものが、 患者さんご自身の日常生活動作や環境によることが多いと考えられます。
その情報を解析することにより、あなたの現在悩んでおられるめまいや将来の再発予防の為のめまい相談コーナーです。
何でも気軽にご相談ください。
多くのご質問をお寄せいただき、ありがとうございます。
皆さんからいただいたご質問の中から公開に同意していただいた相談内容のみを、
個人情報を編集して掲載させていただいてます。
同じ悩みをお持ちの方もおられると思います。ぜひ参考にしてみてください。
相談よろしくお願い致します。 私は現在44歳の主婦です。
31歳の時に、お昼ご飯を食べていたら突然、頭(胃ではなく)が気持ち悪くなり、そのまま二日間寝込んでしまいました。 原因も病気も分からないので、とりあえず近くの内科で診て頂いたら、お医者さんも「?」と言う感じで病名が分からず、仕方ないのでとりあえず風邪薬を五日分頂いて飲みました。
すると、何故か良くなったのでホッとしたのもつかの間、また同じ症状が起き、今度は今までに経験した事のない様な酷い頭重(頭痛ではなく)と、回転性ではないくらっくらする酷い眩暈で起きている事が出来なくなってしまいました。
朝から晩まで四六時中このくらっくらする眩暈がついてまわるので、家事も育児も外出する事も出来なくなり、総合病院の様々な科を回りましたが、病名は分からずじまいで、しまいには精神科に回されてしまい、精神科から出される処方箋を服用したら、症状が改善するどころか、症状は全く治まらないのに現実感等が全く分からなくなり、廃人の様になってしまいました。
一ヶ月我慢して服用しましたが、こんな地獄の様な毎日に耐えられなくて全部辞め、その後内科で相談したところ、首や肩ががちがちなので、凝りからきているのでは?と言われ初めてデパスを処方されました。
眩暈自体はデパスを飲んでも変わりありませんが、頭重がいくらか和らぐので、そのまま13年間飲みつづけています。 が、原因もいまひとつ分からなく四六時中クラクラ眩暈が続いた状態で将来が非常に心配です。
この症状は一体何なのでしょうか? また、この頭重とクラクラ眩暈が治るお薬はないものでしょうか?
因みに私は若い時から背中や肩の凝りで極度の不眠症で寝付くのに4〜5時間ははざらで、寝付いても背中や肩の重さ(痛みは無いです)また直ぐに目が覚めてしまいます。
ただここ数年前から寝付きは良くなり、布団に入れば直ぐに寝れる様になりましたが、夜中しょっちゅう目が覚めルのは改善されていません。因みにデパスは一日二回(朝晩1錠づつ)処方されております。朝1錠飲むととりあえず頭重は少し良くなります。朝我慢して夕方だけ試しに飲んでみたら、殆ど効き目ありません。一日横になって過ごさなければならなくなります。
回答よろしくお願い致します。
(O.K様 女性 大阪府 44歳)
ご質問ありがとうございます。
お話し内容からだけでは推測でしかお答えできませんが、何となく自律神経性の頭痛、めまいが背景にあるのではないかと想像いたします。
血管の収縮や拡張が以上に生じた際に起こる症状と類似しているように思えます。
一部感冒薬のなかにはそのような症状を偶然軽快させてくれる物がありPLという総合感冒薬を服用して一時的に良くなったのではないでしょうか?
もちろん睡眠不足、ストレス、疲労はめまい感や頭痛の引き金になりますので、少なくともそれらは引き起こさないようにご注意ください。
お大事になさってください。
(院長 入野宏昭)
三ヶ月ぐらい前から首が重くて痛みはありません。
はじめの頃は首がこっているだけと思い接骨院に通っていました。でもいっこうに首のこりは治らないしたまに頭痛もあります。最近は歩いているとふわっとした感じがするような時があります。
仕事やなにかに集中しているときは症状がでにくいです。ちなみに脳外科の病院では頭には原因はないでしょうとゆわれて何も検査せず首のレントゲンだけとって異常なしとの診断でした。深く考えるタイプなので最近よく眠れません。よろしくお願いします。
(K.U様 男性 大阪府 23歳)
ご質問ありがとうございます。
お話し内容より頚性めまいの可能性はあるかと思いますが、頸部のレントゲンが正常とのことより一度頸部MRI、MRAを撮ってみられてはいかがでしょうか?その他最近患者さんが良く気にされている疾患に胸郭出口症候群もあげられます。
残念ながら整形外科や脳外科でも頚性めまいに関して理解していただいている先生が少ないというのも現状ですが、まずは自身で肩こりや頚こりの原因になるようなことを避けることが望ましいと考えます。
お大事になさってください。
(院長 入野宏昭)