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めまい相談/一番星クラブ

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当医院では、「めまい」に関するお悩みを、メール上にて院長が直接お答えいたします。
めまいを治す最大のポイントは、あなたからの情報です。
めまいはいろいろな原因によって起こります。
その原因となるものが、 患者さんご自身の日常生活動作や環境によることが多いと考えられます。
その情報を解析することにより、あなたの現在悩んでおられるめまいや将来の再発予防の為のめまい相談コーナーです。
何でも気軽にご相談ください。

多くのご質問をお寄せいただき、ありがとうございます。
皆さんからいただいたご質問の中から公開に同意していただいた相談内容のみを、 個人情報を編集して掲載させていただいてます。
同じ悩みをお持ちの方もおられると思います。ぜひ参考にしてみてください。

めまい相談


2012年5月18日  仕事にも復帰できず困っています


男性2こんにちは。 めまいのような症状で相談させていただきました。 症状の始まりとしては今年の3月の中旬頃から、最初にめまいのような症状と、徐々に左の前腕部、主に小指、薬指側の痺れからはじまりました。
1週間の間に左手の痺れから、左足の脱力感、膝が抜けるような感じ、右の前腕部の小指側の痺れと症状が次々に出てきました。  

総合病院にて診察を受けたところ、腱反射等もあまりみられず、脳梗塞の疑い有りということで、緊急入院しました。 入院中は、筋電図、心電図、MRI、CT、目のあらゆる検査をしましたが、数値的な以上は1つもみられず、1週間程度で退院しました。退院後1週間で右の顔面麻痺になり、ステロイド薬の服薬と、めまいのような症状については、医大病院に紹介状を書いてもらい診察、検査を受けました。

痺れのほうは1ヶ月程度で自然とよくなり、最初に病院にかかる1カ月ほど前から風邪を長い間引いていたので最終的にはゴクゴク軽度のギランバレー症候群の疑いありだったのかもしれない。ということでした。
目のほうについても医大でさまざまな検査をしていただき、准教授の診察も受けましたが特に数値的な異常はないとのことで、経過観察となりました。目のほうの症状についてはあまりよくなっていません。

現在の症状としては、歩いていると酒によっているような感覚というか物の見え方がします。
大きく足元がふらつくことはないのですが、眩しいものは目に刺激が強すぎてつらいです。
例えば太陽光や昼間の横断歩道の白線などです。

その他には、コンビニやスーパーなど物の多いところ、段数の多い階段、壁の模様等でも目がくらむようなめまいのような表現が難しいのですが症状が必ず現れます。 家にいてテレビ等をみてる分にはさほど支障はないです。 やはり動いている時のほうが症状は顕著に現れます。 字の多い参考書等でも一瞬目がくらむような感覚に襲われます。

他には、横目をつかって物を見ようとしたときには、ぼんやりとしかみえず、尚且つ眉間というか、その上方というかそのあたりにガンガンと痛みのような強い刺激をうけます。 仕事にも復帰できず困っています。 何かいい答が得られればと思います。 よろしくおねがいします。
(N.T様  男性 北海道 27歳 )


ご質問ありがとうございます。
耳鼻咽喉科や神経内科での検査で異常が無いとのこと。
しかし自覚症状は当院でも良く聞かれる症状で、恐らく、頚が原因となっている可能性が高いと考えます。
顔面神経も同じくですが、何らかの引き金(ストレスや疲労など)を引いたため一時的な麻痺症状が出たのだと思いますが、筋弛緩作用のある薬や、抗不安薬などを服用すれば軽減する可能性があります。

また、一種の抗てんかん薬も効果があるかもしれません。
現在休職中とのことですから、メンタル的にも弱っていることが予測され、心療内科にも相談しつつ内服薬の選択をされてみてはいかがでしょうか?お大事になさってください。
(院長 入野宏昭)

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