めまい・ふらつき・首こり・耳鳴りの治療は専門病院で診療|めまい相談|人間ドック・健診なら大阪【医療法人 入野医院】

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多発性硬化症(Multiple Sclerosis又はMS)

当院では、多発性硬化症(MS)の 最善かつ最新の専門治療を矢印斉田孝彦 医師が行っております。 多発性硬化症の診察は予約制となっております。

多発性硬化症診察日
多発性硬化症診察日

まずは、お電話にてご予約ください。診察予約に関しては (直前でも可;以下の順で)
TEL:090−2287−1021(斎田)
TEL:075−468−8642(関西MSセンター事務局)

多発性硬化症についての斎田医師へのご質問はコチラ>>

お知らせ

第45回全国多発性硬化症友の会総会 医療講演会・相談会
● 主催 : 全国多発性硬化症友の会
● 日時 : 平成28年6月11日(土)
● 場所 :  横浜市健康福祉総合センター会議室
        〒231-8482 横浜市中区桜木町1-1   TEL:05-201-2060 
      
講師 「山村隆先生(国立精神・神経治療研究センター)
藤原一男先生(東北大学)
斎田孝彦(関西多発性硬化症センター)
第35回多発性硬化症友の会関西支部総会 医療講演会・相談会
● 主催 : 全国多発性硬化症友の会関西支部 
● 日時 : 平成28年5月29日(日)
● 場所 : ハートピア京都(京都府立総合社会福祉会館)
        〒604-0874 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375番地 
TEL:075-222-1777 FAX 075-222-1778
       
講師  斎田 孝彦
費用  午前(総会)から出席 500円(昼食会の費用として)午後の部のみ 無料
問い合わせ・相談会申し込み  京都難病連(075-822-2691)迄  10:00〜16:00 土日休 個別相談会は予約必要

 

第57回日本神経学会学術大会 市民公開講座「こうべ神経内科ウィーク」
● 日時 : 2016年5月19日(木)  10〜11時 

● 場所 : 神戸商工会議所会館神商ホール
        (兵庫県西宮市染殿町8-17) 
      
       (1)斎田 孝彦   関西多発性硬化症(MS)センター 所長
「多発性硬化症・視神経脊髄炎:最新の治療の安全な利用で再発進行の停止を目指す」
       (2)嶺岸 禮三   全国多発性硬化症友の会 会長
「患者の現状と要望、患者会の活動」

 

休診日

10月6日(火)8日(木) 11月19日(木)休診となります。

多発性硬化症友の会
第33回関西支部総会
● 日時 : 平成26年5月31日((土))13時〜

● 場所S :  京都府立総合社会福祉会館 ハートピア京都
    京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375番地
     TEL:075-222-1777 
      
    講演   斎田孝彦

 

西宮市保健所 多発性硬化症医療相談会
● 日時 : 11月18日(月)14時〜16時30分 

● 場所 : 西宮市総合福祉センター 本館4階 研修室
        (兵庫県西宮市染殿町8-17) 
      
       第1部 講演 「多発性硬化症の理解と療養生活につて」  斎田孝彦
       第2部 座談会

 

PACTRIMS 2012

2012/9/13〜15 PACTRIMS 2012(in 北京)アジア・太平洋諸国のMS研究者が集まり開催されました。(議長:斎田)

アジアMS学会

2013年秋 アジアMS学会が京都で開催されます。(会長:斎田)

多発性硬化症(MS)について

多発性硬化症の正しい治療 最新最善の治療で普通の生活を生涯維持しましょう

  • 日本最大、800人以上の全国の多発性硬化症患者さんを治療しています。問題があれば、常時つながる直通電話により、直ちに対応方法を指導します。沖縄県から茨城県の間の広い範囲の患者さんが、定期的に受診しておられます。

  • 多発性硬化症(MS)

    多発性硬化症(MS)には再発期と緩解期があり、緩解期には疾患は活動していないと考えられた時代があった。しかし、MRIの導入・進歩により、緩解期と考えられた表面的に安定している時期にも新病巣の出現があり、いわゆる「再発」は氷山の一角であって、症状をださない脳新病巣の出現は、「再発」数の平均で20倍程度検出されることが明らかとなった。
  • MSの未だ解決されていない最大の問題は、発病から一定期間経過すると、再発が目立たなくなるにも関わらず、障害の持続進行が続くように変化する事である。この二次進行型への移行、障害持続進行を停止させる有効な治療法が発見できていない現時点では、持続進行が始まるのを事前に防止することが重要である。 そのために出来ることは、疾患の活動を完全に停止させ、現状から一歩も悪化させない、できれば障害を軽減する回復を促すことです。

    抗アクアポリン抗体陽性であればNMOと診断できます。しかし抗体陰性のNMOがかなり存在することを知らない医師が多いのが現実です。医師でも鑑別には経験、技術を要し、容易でないことが多いのです。
    是非、関西MSセンターへの電話医療相談をするか、受診してください。

  • 過去には脳萎縮はMSが長期化し重篤化した時にだけ生じる現象であると考えられた。しかし近年の研究では、脳萎縮の進行は病型や病期に関係なくほぼ一定であることが示された。即ち、MSの発症初期から、再発緩解期、発病から時間が経過して進行型に変化した後まで、脳萎縮はほぼ同様の速度で進行していることが明らかとなってきた。水面下での脳萎縮の進行の蓄積が一定レベルに達すると、初めて認知症が出現するようになる。 脳や脊髄の神経細胞は高度に分化しており再生能力に乏しいことが特徴である。肝臓、皮膚など他のほとんどの臓器の細胞は一定の再生能力があることと対照的である。従って、初期から神経細胞の死、神経線維の減少を防ぐことが重要である。
  • MSの治療に関してNEDA-4(ニーダフォー)を目標にしようという国際的な共通認識ができてきている。
  • @ 再発を無くそう
  • A障害の進行をストップさせよう
  • BMRIのT2病巣の増加と新しい病巣の出現をとめよう
  • C萎縮の進行が無い状態にしよう
  • 現時点で、世界では12種類くらいの薬があるが、そのうちで日本では5種類が利用可能(20015年末現在)。

  • 第一世代薬(効果が低いのが共通の欠点)

    ◎インターフェロン(ベタフェロン、アボネックス)  自己注射(隔日、週1回)初期の発熱倦怠感が欠点。
    ◎グラチラマー酢酸塩(コパキソン)  自己注射(毎日) 頻回注射と痛みが欠点、日本では最近承認されたが、世界では古い
  • 第二世代薬(効果が高い。日本の医師は利用経験が少なく、安全利用が可能であることを知らないことが多い)

    ◎フィンゴリモド(イムセラ、ジレニア)  飲み薬、1錠/日    一部肝臓に軽度の副作用が出ることがある
    ◎タイサブリ  点滴 最も有効性の高い薬。欧米では13年前から使われており、日本では2014年の夏から使えるようになった。 副作用として、PMLという病気がおきることがまれにあるが、検査でリスクの有無を 事前に知ることが可能。 3%の人には使って半年から1年以内に、効果がなくなる。 ほとんどの人で再発が無くなる。   
     また、進行性の患者さんにおいては十分な効果は発揮しないこともある。
  • その他の薬

    ◎BG-12  飲み薬  日本で治験終了。
    ◎アレムツズマブ(キャンパス)  5日間点滴→1年間何もしない→3日間点滴→5年間なにもしない。2013年アメリカとヨーロッパで承認された。効果は最も高い。
  • NEDA4の実現には有効な治療を初期から積極的に導入することが必要である。残念なことに、日本神経学会のMS治療指針では、ナタリズマブ(タイサブリ)やフィンゴリモド(ジレニア、イムセラ)のような第2世代薬は、インターフェロンの利用の失敗が明らかとなって初めて利用すべき第2選択薬と位置づけられている。
    第二世代薬を含め、現在あるMS治療薬は全て発病初期にこそ最も有効である。適切な医師の指導により、多くの患者で初期からの安全な使用は十分に可能である。
  • 視神経脊髄炎スペクトラム疾患(NMOSD)について

  • NMOとは、視神経と脊髄両方が障害される病気と言われていたが、視神経だけで脊髄が障害されない患者さんもいれば、脊髄だけで視神経が障害されない患者さんもいる。もう一つ最近は視神経も脊髄も障害されない患者さん、脳だけが障害される患者さんもいる。だからNMOという名前では、それにはずれる人が半分くらいいることが解ってきた。 そのため、spectrum疾患(同じ方向の病気の意味)とされるようになり、NMOスペクトラム疾患(NMOSD)という名前が、国際会議で正式に提唱された。
  • 大きな特徴として、抗アクアポリン抗体が陽性であること、脊髄に3椎体以上の長い病巣が出ることがあげられる。そのいずれかがあれば、診断が可能である。
  • 急性の悪化の直後には、血漿交換やパルス療法が効果がある。特に血漿交換は早く利用すれば必ず効く。例えば非常に重い再発で突然目が見えにくくなった。その日から2,3日内に血漿交換をやれば回復できる可能性が高い。ところが、2週間、1ヶ月経ってしまうともう戻らないという可能性がある。
  • 正しい診断をして、重い再発なら早く有効な血漿交換、あるいは血漿交換+パルス療法を、最初からやるべきである。
  • また、NMOSDでは再発が明瞭で障害を残し易いが、進行が持続することはほとんど無いので、再発防止が有効な障害進行防止策である。 再発防止長期治療としては既存の免疫抑制剤で、あるいはその組み合わせで、殆どの患者さんで再発の防止が可能である。
  • ステロイド(プレドニンなど)の量が多ければ再発防止には非常に有効だが、副作用が必発である。免疫抑制剤の利用により副作用の強いステロイドを利用する必要はほとんど無いにも関わらず、未だ、ステロイドだけで治療をしている場合が多く、肥満、骨粗しょう症、骨折、高脂血症、動脈硬化、糖尿病、皮膚疾患、感染症などの副作用の被害が生じている。
  • 抗MOG抗体陽性疾患について

  • 2,3年前から国際的に注目されるようになったが、独立した疾患か否か、明確にはなっていない。 ADEM(急性散在性脳脊髄炎)という、一生に1回だけ多発性硬化症によく似た症状が出るがその後再発はないという、子どもに多い病気があるが、その子供の患者さんには抗MOG抗体が陽性である方が多いという事がわかっている。
  • 視神経脊髄炎だと言われていた患者さんの中に、症状として視神経炎再発が反復している、脳のMRIではあまり異常が少ない、あるいはぜんぜん無い、またNMOを疑い抗アクアポリン4抗体を測ってみても陰性である。
  • こういう患者さんの中に、抗MOG抗体陽性疾患の方が含まれていることがある。MSと言われたかたにも、見つかることもある。 再発は非常に多いけれど、わりあいと回復は良い。ステロイドが良く効くが副作用が問題である。血漿交換も良く効く。
  •  患者さんがまず非常に世界中で少ない。まだ名前が決まったばかりで、この病気の患者さんが長期間の間にどうなるかなど、まだ良く解っていない。もし、あなたはNMOですよ、しかし抗アクアポリン4抗体が陰性です、という方であれば、ぜひこれについて調べてもらうことをお勧めします。
    MSイメージ図

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