エチゾラムは依存制について心配です。(No.1064)
昨年8月末に、洗髪中に急に強くぐるぐるまわるめまいがして、気持ち悪くなり、動けず、入浴を切り上げて、すぐに寝ました。
朝、右に寝返りをうつと、同じく、激しいめまいがしました。どちらも数秒でおさまりました。
その日の午後、めまい外来がある耳鼻科で検査していただたところ、良性発作性頭位めまい症と診断され、数日間会社を休みました。薬は、メリスロンとメチコバールを出され、服用しました。
通院時にはメイロン注射もうっていただきました。
その時は、新しい職場環境と、重い仕事が沢山重なり、上司に調整をお願いしていましたが改善はされず、毎日、私だけ遅くまで残業していて、疲れ切っている状態でした。
これをきっかけに、上司も謝ってこられ、仕事も分担していただき、8月末の時のような激しいめまいは起こしていませんが、半年経過しても、かなりの頻度でめまいがしており、すっきりとした気分で過ごしている日は無いです。
メリスロンとメチコバールを半年以上服用しましたが、完全に治らないため、今月、他のめまいクリニックに行って、検査していただいたところ、起立制調整障害と診断されました。
立っている時と寝ている時の血圧が20違って、異常と説明されました。
ヒポラール毎食後とエチゾラム就寝前を出していただき10日経過しました。薬は問題なく服用できています。
最初の病院と今の病院とで検査内容も違いますので、診断も違いますが、起立制のほうの薬で続けていくか、悩んでおります。また、エチゾラムは依存制について心配です。
確かに、首肩のこりが非常に強く循環は悪いと思います。こり改善のため、ハリ治療も始めました。
長文で大変申し訳ありませんが、アドバイスをいただけましたら助かります。
お忙しいところ申し訳ありません、よろしくお願いいたします。
(I.K様 40歳 女性 京都)
めまいといっても複合的な原因が影響していることがあります。
よって洗髪時や寝返り時に回転するめまいは良性発作性頭位めまい症の特徴で、普段の浮遊感は起立性障害や自律神経性めまいが隠れているのかもしれません。
また、背景よりVDT作業に伴う頸性めまいも考える必要があります。
エチゾラムの依存性は指摘されているものの、症状を緩和させてくれるため必要に応じて内服することをお勧めします。
長期に使用すると依存しますが、一定時期だけの服用で治まっている方がほとんどです。
また漢方も良いのではないでしょうか。
お大事になさってください。