事故後ふらつきのめまいがあります。(No.1450)
2014.10.14
9月3日に自転車で車に横断歩道ではねられました。ヘルメットはかぶっておりません。目撃者によると、他の停車している車より高く飛ばされたようです。
救急車で運ばれ県立の総合病院に搬送されました。右頭部打撲、右頭部皮下血腫、右肩鎖関節亜脱臼で6日間の入院でした。CT画像は異常なしでした。
5日後に再度CTをとり異常なし。入院時は回転性のめまいでなかなか起き上がれなかったのですが、自宅療養で症状は落ち着いたものの、寝返りの時、立ち上がり、頭を上下にした際にふらつきのめまいがあります。
主治医には、2週間くらいで治るといわれたのですが、1か月過ぎてもその症状が残るので、10月3日に受診すると11月111日にMRIを撮影してもう、終わりにしようと主治医にいわれました。
あまりめまいに対しては、大したことはないものと思われているようです。実際、吐き気とかはないのですが、事故にあうまでにはなかった症状ですので少しでも改善できたらいいなと私は思っています。
主治医の先生は治療を打ち切るみたいに言うので不安に感じております。 どうか相談にのっていただけたらと思います。よろしくお願い致します。
(M.K様 女性 40歳 香川県)
交通外傷後は保険会社の圧力もあり、診療を長引かせることを嫌がる医療機関や先生は多数おられます。
一部の心ない被害者がいたずらに治療期間を延ばすことにより、保険請求を高めているという背景も否めませんが、実際に困っている患者に対して、症状が固定したから後は話し合いで解決させるというのは無責任と言われても仕方ありません。
治療によって改善傾向にあるならば症状は固定していないわけで、継続加療を希望されれば良いと思いますし、現在かかられている医療機関での治療が限界ならば他の医療機関へ受診することも検討されたら良いと思います。
もしかすると頸椎の損傷や髄液減少症などが影響していることも考えられますし、交通外傷後の話し合いがスムーズでないことに対するストレスが引き金になっていることも考えられます。
私の経験では整形外科ではめまいの患者さんを見ないことが大半ですから耳鼻科にも受診されてみてはいかがでしょうか。
お大事になさってください。