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2013年6月までのQ&Aはコチラ

めまい相談/一番星クラブ

血流の悪さでもめまいがおきる恐れもあるのでしょうか?(No.3142)

はじめまして、毎日がめまいで辛く、ご相談よろしくお願いいたします。
私は30代前半からパニック障害と診断され薬を飲んでおります。
また40代初めから甲状腺機能低下症でチラージンを飲んでいます。さらに40代半ばより悪玉コレステロールが多く動脈硬化防止に薬を処方されています。

めまいの最初は、3年前くらいです。
時おりふわふわした浮遊感あるめまいがおこり、1時間以内でおさまる、といったことを繰り返していました。 歯科医でイスを倒される際、めまいと吐き気、動悸が止まらなくなったこともあり、歯科に行くのも憂鬱になりました。 そして2年前のある日、トイレに起きようと体を起こしたら、突然目の前が斜めにグラッとなって暗くなりぐるぐるめまいが起き、強い吐き気とともに立てなくなりました。

脳の病気と思った家族に救急病院に連れていかれました。 脳の検査、耳鼻科の検査は異常がないとのことでしたが、その日から今のいままで、1日たりともめまいのない日がありません。

座っているだけで辛いときもあります。 脳のCTやMRIは撮りましたが首を撮っていただいたか記憶にありませんが、首の太い血管に詰まりや血流の悪さでもめまいがおきると知りましたが、そのような恐れもあるのでしょうか? 首のCTも皆さん撮られているのでしょうか。

あるいはパニック障害によりめまいが起きるようになってしまったのでしょうか。。 仕事にも支障をきたしこのままかと思うと辛いです。

運動をしようにも動くとユラユラして気持ち悪いですが、体重が増えダイエットの必要性も気になっています。

自律神経でどうしようもないとわかればまだ気持ちの持っていきようもありますが、いつか本当に立てなくなる日がくるようなひどい症状になるのでは、、と不安です。 どうかアドバイスをよろしくお願いいたします。

キシル、エビリファイ、ソラナックス、メリスロン、アデホスコーワ、ミヤBM錠、チラーヂン、ロスバスタチンOD錠

(N様 女性 50歳 広島県)

A.ご相談ありがとうございます。院長 入野宏昭

まず症状の発作パターンからは良性発作性頭位めまい(BPPV)が考えられます。耳石が三半規管に落ちた時に起きる症状です。でも耳鼻咽喉科では異常なしと言われたとのこと。

眼振が認められなければBPPVと診断しない先生もおられることと、耳鼻咽喉科の中にはめまいを本格的に診ていないところも多くあるため、もしかするとその先生の判断だったかもしれません。

まためまいと自律神経症状は相関性があるため、めまいが生じても自律神経異常を起こしうるし、自律神経異常をきたしている時にはめまい症状が出てくることが考えらえます。

必ずしも自律神経異常をきたしている人がめまい症状を発症するわけではございませんが。
椎骨脳底動脈の評価をする場合には、頸のCTを撮っても診断にはならず、頸のMRIが有効です。

または頸動脈エコーも良いですが、CTならば造影剤を用いた3D-CTならば動脈硬化の評価が可能と考えます。

いずにせよ全例に撮影するわけではございません。頻度もそれほど多くありません。

むしろ、頸部の緊張、特に頸コリが影響していることも考えられますので、その可能性を否定するようにマッサージなども試みてください。
検査にこだわらず、今のところのご自身の症状をうまく緩和させながら付き合っていくことも必要と考えます。気持ちが落ち込むこともありましょうけれど、どうか耐えてこれぐらいのふらつきならばまだ大丈夫と思える自分を取り戻すことも考えてください。
お大事になさってください。

めまいの症状・原因・治療なら 医療法人 入野医院にご相談ください

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