「イソクリン」という薬を不安時に飲んでいます。(No.815)
2013.10.01
8月中頃より約1ヶ月半ほど、ふわふわと宙に浮いたような眩暈が続いています。
このような症状は、最近よく出ていたのですが、今回は眩暈のみだけでなく、言いようもない不安感やだるさが出ており、いらいらしやすい状態が続いています。
眩暈を初めて実感したのは、2013年02月に海外旅行にて高速船(香港-マカオ間)に乗った時です。
それ以来、2週間ほどずっと船に乗っているような揺れを縦揺れを感じたため、耳鼻科を受診し「トラベルミン」という薬を処方していただきました。薬自体はあまり効果がないように思われましたが、この時は2週間ほどで症状がでなくなりました。
しかし、それ以来船や飛行機に乗った後や旅先、もしくは長時間暑い場所にいた時などに、同様の船酔いのような眩暈が出るようになりました。
最近では、長時間のパソコン作業をしたり、狭い部屋に長時間いたりしても症状が出やすくなっています。そして、今回初めて不安感やだるさが出ました。
先月耳鼻科や脳神経内科を受診してみて、MRIも撮っていただいたのですが、結果は異常なしで、夏バテからくる自律神経の不調とのことでした。そこで、メンタルクリニックを受診したところ、「イソクリン」という薬を不安時に飲むように言われました。 イソクリンは私の症状にはとても効果的で、不安や眩暈を一時的になくしてくれるため、症状がひどい時には飲むようにしています。
ただ、最近は症状が起こる頻度が多く、薬だけでは耐え難いときもあるため、何か抜本的に対策ができないかと思い、ご相談させていただきました。
なお、私はコンピュータ系の仕事をしているのですが、現在仕事に支障をきたす程ひどくはなく、集中して作業している時などは症状を感じません。
また眠りも十分取れています。 ただ、朝方や仕事帰りに症状が出やすいです。特に、目覚めてすぐの時、布団の上で動悸が激しくなり強い不安感が出るのを感じます。
これは大抵15分くらいで収まりますが、たまに収まらないこともあるため、イソクリンを服用して出社したりしています。
帰ってからもすぐ横になってしまうことが多いので、家族からは心配されています。
また、平日よりも休日に症状が出やすく、人通りの多い見知らぬところを歩くのが不安になります。 以上、取り留めのない文章で申し訳ないですが、何かアドバイスをいただけると助かります。
(I.K様 男性 33歳 東京都)
原因はよくわかりませんが、不安神経症が背景にあるのだろうと考えます。
イソクリン(リーゼ)を良く飲まれるとのことより、今のところはそれで対応するしかないかと思いますが、例えば抑肝散などの漢方が不安症状を軽減することも知られていますので、一度主治医と相談されてみてはいかがでしょうか。
またパソコンの長時間作業に関しても、可能な限り休息を取りながらされたほうが軽減しやすいと思います。
お大事になさってください。