大脳白質病変についておたずねします。(No.818)
2013.10.04
めまい相談ではございませんが娘のことでご相談させて頂きます。
中学3年生の娘がたまたまMRIで広い範囲で白い影が見つかりました。
MRiを受けた経緯はひどい頭痛がありたまたま受けました。
頭痛はその日だけでしたので白い影は頭痛とは因果関係はないそうです。
その後頭痛はロキソニンを服用して完治しました。白い影は問題のないものでまた一年後にMRIを撮ることになっています。
白い影の正体はわからないとのことですが脳腫瘍でもなく脳こうそくでもなく血管もきれいで重篤な病気のものではないとのことですが白い影そのものが大丈夫なのではなく元気に生活していて症状がないので心配ないとのことです。
こちらのホームページを拝読させて頂いたところ症状がなくても白質病変という病気があると掲載されていましたのでお尋ねさせて頂きました。
娘の受診した脳神経内科では白質病変とは言われませんでしたが私も白質病変という病気をこちらのホームページで知りもしかしたら娘の頭の白い影は白質病変なのではとお尋ねるさせて頂きました。
先生が娘の症状のような分野にお詳しいのでいらっしゃいましたら福岡からぜひ大阪へ受診させて頂きたいと思います。
お忙しいところお手数おかけしまして申し訳ございませんがお返事をよろしくお願い申し上げます。
(N.K様 女性 45歳 福岡県)
大脳白質病変に関しては、まだまだわかっていないことが多いというのが現状です。
また、当院の先代に当たる伯父がその分野に関して専門的であり、申し訳ございませんが、私は専門的ではございません。
まずは経過観察をされて、病変の増加や頭痛以外の症状が出るようならば神経内科にも相談されることをお勧めします。
まれに多発性硬化症などの神経疾患であることも考えられます。
しかし、大脳白質病変自体は脳卒中ガイドラインにも記載されているくらい一般的な呼称となっております。
お近くでもその専門医はおられると思いますので、一度相談されてみてはいかがでしょうか。お大事になさってください。