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めまい相談/一番星クラブ
当医院では、「めまい」に関するお悩みを、メール上にて院長が直接お答えいたします。
めまいを治す最大のポイントは、あなたからの情報です。
めまいはいろいろな原因によって起こります。
その原因となるものが、 患者さんご自身の日常生活動作や環境によることが多いと考えられます。
その情報を解析することにより、あなたの現在悩んでおられるめまいや将来の再発予防の為のめまい相談コーナーです。
何でも気軽にご相談ください。
多くのご質問をお寄せいただき、ありがとうございます。
皆さんからいただいたご質問の中から公開に同意していただいた相談内容のみを、
個人情報を編集して掲載させていただいてます。
同じ悩みをお持ちの方もおられると思います。ぜひ参考にしてみてください。
2012年9月30日 先日、丁寧に問診していただきありがとうございました
先日、健康診断で行った際に丁寧に問診していただきありがとうございました。
立っている時などに、めまいがして冷や汗をかき、真っ暗になり、しゃがんだり座ったりすると数分でおさまるような症状は貧血ですか？
頻度も年に1回くらいで、比較的生理などの調子が悪い時になっていたので、貧血かなぁとあまり気にしてなかったのですが、
親切な院長だったので些細なことですが相談しようと思いました。
よろしくお願いします。
（K.K様 女性 大阪府 32歳)
ご質問ありがとうございます。
先日は健診を受けて頂きありがとうございました。
貧血時の症状は労作時（体を動かした際）に脈が速くなったり息切れをすると言う状態になることが多く、ただの疲労と勘違いされるくらいの状態になる方が多いです。
いわば酸素を運搬する血液が少なくなるため脈や呼吸で代償すると言う理論です。しかし一般的に多く広まっている｢貧血｣というのは立ちくらみのような症状も含んでおり、誤解されている面があります。実際に血液検査上は貧血が無いにもかかわらず、立ちくらみのような症状がある方を脳貧血という言い方をすることもありますが、自律神経の異常で起きていることもあります。
起立性低血圧という病名や神経調節性失神という病名に相当します。
生理の際には自律神経も乱れやすく、またエストロゲンの作用で頭痛も来しやすいので、もしかするとホルモンのバランス異常と疲労や気温などの影響があるのかもです。またいつでもお越しくださいね～
(院長 入野宏昭)
2012年9月28日 脳梗塞、脳腫瘍、動脈瘤からくるめまいが一番こわいです
はじめまして。宜しくお願い致します。
病歴は、自律神経失調、過敏性腸症候群です。
健康診断は、血圧も含めすべて正常です。 めまい、ふらつき、頭痛の症状に悩まされています。 去年まで、特に花粉症の症状の時期に、２カ月間程度悩まされることはあって、自然に治まっていたのですが、今年は１月に発症して以来、症状が治まりません。
脳神経外科、神経内科、耳鼻科、内科などで相談しました。ＭＲＩなどの精密検査の必要性を医師から言われず、やっておりません。多分、医師は自律神経失調の症状の一環としてとらえていると思います。
やはり一番怖いのは、脳が原因によるものですが、脳梗塞、脳腫瘍、動脈瘤のような命に関わるめまいで、このように長く続くものはありますでしょうか？
臨床の経験が深い先生に、ぜひ脳が原因によるめまい、ふらつきの実際は、このようなものであるということを教えていただきたくメール致しました。 そしてこのような長く続くめまい、ふらつきを治す方法など、ありましたらアドバイスいただければ幸いです。
宜しくお願い致します。
（O.O様 男性 東京都 42歳)
ご質問ありがとうございます。
脳疾患から来るめまい・頭痛は色々と知られていますが、一度は頭部MRI・MRAを検査されてみてはいかがでしょうか？
脳梗塞はまず心配しなくて良いものの、脳動脈瘤や脳腫瘍の鑑別はなされるべきと思います。
頻度・可能性は低いものの、直接診察していない私としてはその程度しか言えません。
長引くことが問題ではないのですが、心配ならば脳ドックをお勧めします。
治療法に関しては今の主治医よく相談しながら、睡眠不足、疲労、ストレスなどの引き金を引かないようにされることを注意してください。
お大事になさってください。
(院長 入野宏昭)
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