当医院では、「めまい」に関するお悩みを、メール上にて院長が直接お答えいたします。
めまいを治す最大のポイントは、あなたからの情報です。
めまいはいろいろな原因によって起こります。
その原因となるものが、 患者さんご自身の日常生活動作や環境によることが多いと考えられます。
その情報を解析することにより、あなたの現在悩んでおられるめまいや将来の再発予防の為のめまい相談コーナーです。
何でも気軽にご相談ください。
多くのご質問をお寄せいただき、ありがとうございます。
皆さんからいただいたご質問の中から公開に同意していただいた相談内容のみを、
個人情報を編集して掲載させていただいてます。
同じ悩みをお持ちの方もおられると思います。ぜひ参考にしてみてください。
約15年位前にぐるぐる回るめまいから始まり、繰り返すうちに毎日くらくらするようなふわふわするようなめまいをほぼ毎日感じるようになりました。
年に数回起き上がれないほどのぐるぐる回るめまいが起こるため、ずっと心の隅に不安をもっています。 耳鼻科では耳の通りのアンバランスと言われ治療しましたが変わらず、内科では自律神経失調症と言われ、めまい止めが処方され、めまい止めを服用しても改善されませんでした。
CTをとった限りでは異常なしでした。 心療内科でひどい貧血ということで鉄剤で治療しましたが、これも改善されず、一般的なめまいの薬では効かなかったためリーゼが処方されました。 ふわふわめまいには症状が軽くなり頭重も少し楽になったためずっと服用しています。 心療内科では精神的というより首肩こりからではないかと言われています。
首肩は常に張っていて首を回すのも痛みがあります。 首肩の改善にカイロや整骨院にも通いましたが手ごたえなく現在に至ります。 よくめまいしているときに病院へといいますが、めまいの時は気分が悪く乗り物に乗って出かけるなど考えられず、自分自身治療に限界を感じています。 とにかく疲れやすく、胃の調子も悪く、風邪をよくひきます。
季節の変わり目には体温調節ができずめまいもひどくなります。
また、娘が25歳になりますが、小学生のころから私と同じようにめまいを持っており症状も似ており体質なのかと親子で悩んでいます。 娘の年齢で体調が悪いのがかわいそうでどうにか改善策があればと思っています。
お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
(S.K様 女性 大阪府 48歳)
ご質問ありがとうございます。
頚に関する検査は何かされましたでしょうか?
頸部のレントゲンやMRIなどがそれに相当しますが、もしまだなようならば受けてみられてはいかがでしょうか?
頚性めまいの可能性もあり得ますが、自律神経の影響するめまいの可能性もありその両方が重なっている方も多くおられます。
しかし、頚性めまいに関しては知られていないことも多いため否定されることが有るかと思いますので、良く見てくれる先生を考えていただく事が望ましいと思います。
心療内科での薬は合っているようであれば服用を続けてもらったらと思いますが、できるだけストレッチなどの運動療法もされることが良いでしょう。お大事になさってください。
(院長 入野宏昭)
平成23年10月末日仕事中に大きな(自分にだけ地震が来たようなふらつき)めまいを発症。 そのまま内科を受診。
その時の症状は めまい・動悸・胸の痛み・手の震え・悪寒 採決・検尿・心電図ポータブル・胸のレントゲン すべて異常なし。 その時は、心労・過労・ストレス・ホルモンバランスの崩れ・更年期。と、言われ 漢方などが処方されました。 平成23年11月 なかなか体調が戻らず 耳鼻科を受診。 聴力検査→左耳難聴気味 その他の検査→目の玉の動きが異常・低血圧 と、言われ メニエールではない。 難聴からくるめまい。と、診断された。 低血圧の薬を服用したところ 副作用がでて 服用が中止になりました。
平成23年12月中旬 体調は回復せず 産婦人科を受診(過去に卵巣膿腫・帝王切開2回) 月経前症候群と言われ トリキュラ28を4か月服用(自身の体調と薬が合わず服用中止)服用中も体調の改善がみられず 平成24年1月 総合病院を受診。 内科・耳鼻科にて再検査を受けた 内科→異常なし。 耳鼻科→メニエール と、言われ イソバイドを服用(2か月くらいで体と合わなくなり薬疹が出てしまい服用中止) イソバイド服用中も症状の改善はなかった。 薬疹を抑えるため プレドリンを服用したときのみ少し症状が改善された。
平成24年2月 以前、折れてしまった歯が痛み 歯医者へ通うも、めまいがひどく 治療中でしたが治療を一時中断 なかなか体調の改善もないままで過ごしていたが 1か月のうちの数日も体調がいい日がなくなってきてしまい 平成24年4月下旬 医科大学を紹介してもらい受診。 膠原病→異常なし(川崎病を持っていたため) 脳外→MRI異常なし 整形→頸椎異常なし(ストレートネック) 循環器→不整脈気味だが現状維持で大丈夫 神経内科→現在も経過観察のみで受診中 耳鼻科→聴力検査等を受けるも異常なし。と、言われていたのですが
平成24年10月19日の受診時、いつもとは違うめまいがあることを伝えた (自分の動きと同時に右回転性のめまいがある) ところ耳石が動いている。眼球が中心に定まらない。 と言われめまい体操を指示された。 平成24年5月 カイロへ通うようになる (過去の頸椎を剥離骨折していて、後頭部から首にかけての膨らんだような痛みや、眼球の後ろの差し込むような痛み 首を後ろの倒すことの苦痛・その後のめまいがあったため、知人からすすめられ通う) 現在も通っていますが 施術中(平成24年10初旬)めまいが起こり その後の定期検診にて 耳石が動いていると診断された。
平成24年9月下旬 カイロの先生の指示により 顎関節の矯正を進められ歯科医を受診 平成24年2月に治療していた歯の治療からしなくては いけない。と言われ治療に入るも、上の歯のせいか、削るとめまいが起こり 治療もなかなかうまく進まず 現在は マウスピースだけ装着しております。 日常生活では、下を向いていることが苦痛でめまいにつながります。 また、車の運転はほぼできません。 助手席に乗っていても めまいが起こることがあります。
日常の生活がほぼ困難な状態なのですが めまいを引き起こしてでも 虫歯の治療をして かみ合わせの矯正をして 顎関節を治して 治療することが めまいをなくす治療方法なのでしょうか?
また、生理の前1週間は特にめまいや偏頭痛 倦怠感が強く出ます。 偏頭痛からのめまいも疑われましたが 特定できていない状態です。
(K.R様 女性 北海道 33歳)
ご質問ありがとうございます。
めまいを自覚しながら歯科治療を受けるべきかどうかという点に関しては、できるだけ椅子を倒さないように歯科治療をしていただける様にお願いして、治療を受けられてはいかがでしょうか?
もしくはトラベルミンやセファドールなどのめまい時の薬を頓服した状態で治療に望まれても良いのでは?しかしめまいに関してはそれも一要因かもしれませんが、その他に頭痛関連性めまいの可能性が残されていますので、偏頭痛の予防薬などを処方してもらってはとも思います。
良性発作性頭位めまい症が背景に有るのであろうと察しますものの、一向に良くならないのには何らかの理由があるように思えます。
めまい体操は引き続き行うようにしてください。お大事になさってください。
(院長 入野宏昭)